攻撃的な子どもから自分の子どもを守る6つの方法#2

攻撃的な子どもから自分の子どもを守る6つの方法#2では残りの3つの方法をご紹介します。

4. 自分の子どもに思っている事を言わせる環境をつくる

相手の子どもが自分の子どもを押したり、使っているおもちゃや道具などを取ったりした場合、親は落ち着いた感じで振る舞って、自分の子どもに思っている事を言って良い事を伝えましょう。

「大丈夫?『体を押さないでよ』とか『今私がこのおもちゃであそんでるんだから、終わったら貸してあげるから今は返して』って自分の思っている事を伝えていいんだからね。」などと優しく伝えてあげましょう。

5.必要であれば相手の親に話をする

攻撃的な子どもの親に対して敵意があるわけではないので、言い争いになる事は望んでいませんし、彼らが悪いことをしているというニュアンスの事を伝えたいわけでもありません。

そうした事を伝えるのではなく、「あなたのお子さんはこの水たまりが大好きなようで、自分たちが遊べる水たまりが必要なようですよ。今私たちがこの水たまりで遊んでいるので、私たちが遊び終わったらお使いになって頂いても結構ですよ。」と伝えたとすれば、ほとんどの場合、その親は子どもを別の水たまりに移動させます。

ここで大切なことは、相手の親に対して「良い子育て」方法を教える事ではなく、実際にあなたが親としてするべきことを「見せる」事です。こうした親の子に対する愛情は常に最高の先生ですからね。

6.自分の子どもの感情に寄り添う

子どもにとって、自分がだれかの攻撃の対象であると感じる事は非常に恐怖を覚えます。そこで、相手の家族がいなくなったら「大変だったね。多分さっきの女の子は今日なにか嫌なことがあったんだとおもうけど、あなたはどう思う?」

もしあなたの子どもが少し動揺しているようでしたら、少しロールプレイをしてみるのも良いかもしれません。「ねえ、私がこの水たまりで遊んでいたんだよ。私が遊び終わったらここで遊んでいいよ。」と、自分の子どもが経験をしたかのような形で話してみて励ましてあげてください。

そのあとは、ふざけながら水たまりを他の子どもとシェアできるかどうか聞いてみたり、水たまりをシェアするように誘ったりして、さっき起きた事に対して笑いながら話し合い、子どもが感じている不安を払拭して上げましょう。